至適血圧から悪性高血圧までの7区分一覧表をご覧ください。

1年以内に亡くなる可能性が高いという悪性高血圧は、Ⅲ度高血圧(180/110~)の次、最高レベルの高血圧という位置付けになりますが、悪性高血圧の診断基準には4つありますので確認しておきます。

高血圧診断基準 病院 自宅 人間ドッグ
至適血圧 120/80未満 125/80未満 148/95未満
正常値 130/85未満
正常高値 140/90未満
Ⅰ度高血圧 160/100未満 135/85以上 148/95以上
Ⅱ度高血圧 180/110未満
Ⅲ度高血圧 180/110~
悪性高血圧 4つ診断基準あり
(単位mmHg)


 悪性高血圧4つの診断基準  4つ全て該当で悪性高血圧となる

 下の血圧が130以上

 目の網膜出血や視神経乳頭うっ血が見られる

 腎機能の著しい低下、腎不全が見られる

 頭痛、吐き気、意識障害など重篤な脳圧亢進症状や心不全が見られる


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悪性高血圧の診断基準は、この4つすべてが該当する高血圧患者に適用されます。

4つの診断基準を見ると、下の血圧は130mmHg以上と明記されていますが、上の血圧の数値は明記されていません。この診断基準を見ると下の血圧(拡張期血圧)の重要性を感じます。

下の血圧が高い30代、40代は要注意!!

悪性高血圧の上の血圧の目安は、210mmHgほどとされていますが、診断基準には入っていませんのであくまでも目安とお考えください。

悪性高血圧の症状としては、吐き気や意識障害といったかなり深刻な症状を伴いながら、腎不全や高血圧性網膜症など腎臓や目に障害が出る方が多くなります。

腎不全が進むと「人工透析」、網膜症が進むと「失明」を思い浮かべますが、2つとも生活に支障をきたす病気です。人工透析になると、週に3回の人工透析に通院しないといけなくなりますし、失明はご想像の通りです。

悪性高血圧の診断基準に入ってしまうと、1年以内に亡くなる可能性が高いですが、悪性高血圧が上手く治療できたとしても後遺症が残る危険性があり、思うような人生を歩むことが出来なくなります。

高血圧と診断された方は、早めに治療を開始して悪性高血圧の診断基準に入らないように血圧を管理していくことが大切です。高血圧を放置して悪性高血圧にならないようにして下さい。


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